2022年に入り楽天モバイルの評価がぐっと下がってしまっています。
人口カバー率96%と宣言したにもかかわらず「繋がらない」「安定しない」「圏外になる」と巷ではSMSを中心に散々にいわれてしまっています。
かくいう私も楽天モバイルが格安SIMに参入してからの楽天モバイルヘビーユーザーで安心安定してつかっていたにも関わらず最近自宅で圏外になって慌ててしまった過去があります。※電波改善で復旧しましたが(別記事:楽天モバイル圏外時の3つの救済措置と手続き方法)
これからDoCoMo、au、Softbankなどのキャリア回線を使用していた人が楽天モバイルに乗り換え(MNP)するのを躊躇してしまっていることもうなずけます。
先に楽天モバイルを契約して後悔しないためにも先にデメリットを確実に理解してから登録しましょう。
また楽天モバイルをデメリットからみてお勧めしない人の特徴などもご紹介しますのでご参考にしてみてください。
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楽天モバイルで「後悔した」と言われてる主な理由
「楽天モバイル 後悔」で良く検索されています。
なぜなら最近2022年以降に楽天モバイルを契約したり特に乗り換えた人が楽天モバイルにして後悔しているという人が増えてきているからです。
主な理由はすばり
「つながらない」「圏外」
です。
楽天モバイルはデーター使い放題で電話もSMSもしゃべり放題で格安といった、いたせりつくせりのキャリア通信なんですが最近になって圏外が多く多発しているのです。
主な原因はパートナー回線であったKDDIのau回線を順次撤廃しているからといわれています。
圏外になる地域や場所は都市部より離れた「郊外」と「建物の中」です。
コンビニに入っただけで圏外になって楽天PAYなどの電子決済ができないともよく聞きます。
詳細については別記事でご紹介しています。↓
参考楽天モバイルが圏外多発する圏外病の原因と対策と口コミからみえる実情
楽天モバイルが圏外で繋がらない切れた口コミと原因と対策 2023年以降もSNS 急に楽天モバイルが使えなくなった。 楽天電話で電話できなくなった。 自宅で圏外になって楽天モバイルが切れた。 外出先で楽 ...
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更に自宅で急に圏外になってしまったという人もいます。かくいう私も実家で圏外になってあわてた1人です。(※楽天に電波調査してもらい改善してことなきをえましたが→別記事)
DoCoMoやSoftbankなどからMNPで乗り換えをした人にとっては電話もできないデーター通信などのネットも繋がらない圏外になるという現象は恐怖でしかありませんよね。
それでは改めて楽天モバイルの主なデメリットであるワースト6をご紹介していきます。
楽天モバイルのデメリット主な6つの解説
先に述べた回線の不安定さを筆頭に6つのデメリットを掲げてみました。
- 回線の不安定さ
- パートナー回線の制限
- 容量限定ができない課金システム
- 電話アプリの使用
- iPhone利用での不具合
- 実店舗の少なさ
以上をあげましたが人によっては他のデメリットをあげている方もいます。
デメリット1:回線が切れる・つながらない・圏外になる
楽天グループのCEOである三木谷社長が全国カバー率96%と宣言していましたが実情は違っているようです。
TwitterなどSNS界隈では楽天モバイル圏外のつぶやきが多く見られます。
2019年度には見られなかった現象が起きています。
都市部では建物の中や地下街などで多く圏外になっています。
その原因とされるものが楽天モバイルに使用している電波の周波数です。楽天モバイルに与えられている周波数は建物など障害物に弱いとされているからだといわれています。
公式ページ上での説明では
楽天回線エリアとは?
楽天基地局(アンテナ)の電波を利用するエリアです。
エリアマップ上で楽天回線エリアであっても、楽天基地局の電波を受信しにくい場所では、パートナー基地局を利用するパートナー回線エリアとなります。
楽天回線エリアはデータ容量の制限がなく、高速で使い放題になります。
※利用環境(建物の中・地下・トンネル等電波の届かないところ)により利用可能なサービスエリアが制限される場合があります。
※楽天回線エリアとパートナー回線エリアとの境界付近や、地下と屋外・大きな商業ビルと屋外を移動するときに通信・通話が切断されたり、一時的にご利用になれない場合があります。
対策としては宅内のホーム無線ルーターの設置を呼びかけていますがなかなか思うようになってはいないようです。↓
参考楽天モバイル圏外が自宅の時の救済3つの方法
楽天モバイルが自宅や外出先で圏外になる症状が増えてきています。 「自宅で急に圏外になった」とか 「会社や外出先で普通の電話もできなくなった」 などクレームが多発しています。 家や勤務で楽 ...
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また郊外ではやはりパートナー回線のauエリアの撤廃により楽天モバイルのエリア内にあっても圏外になってしまうという奇妙な現象が生じているのも事実です。
2022年一番のデメリットになっています。
他にも会話中に電話が切れるとか聞きにくいとか色々と回線が不安定で生じる電話通話に関する障害も多く報告されてもいます。
022年の1年に限ってのことになるかもしれませんが・・なぜなら来年以降は楽天モバイルの自社回線およびアンテナが拡大充実してくると憶測しているからです。
デメリット2:パートナー回線は5Gの容量制限がある
現状は段々とauパートナー回線の地域が減少していて最終的にはパートナー回線が無くなるのでデメリットの1要因からは除外されることになります。
公式ページでの表記では
パートナー回線エリアとは?
パートナー(au)基地局の電波を利用するエリアです。
楽天基地局の設置が進み、楽天基地局が利用できるようになると、楽天回線エリアとなります。
パートナー回線エリア(国内)は高速データ容量が5GB/月、容量を超過した後は通信速度最大1Mbpsで使い放題になります。
屋内・商業ビル内の電波について
地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等では、楽天回線エリアであっても、電波の状況によってパートナー基地局を利用するパートナー回線エリアとなる場合があります。
楽天回線が網羅していない場所地域ではKDDI系のau回線をパートナー回線として接続することになっていますが高速通信は5Gまでと制限があることです。
また容量オーバーしたとしても速度制限が最大1MbpsなのでYouTubeなどの動画も見れる程度で気にすることはないかと思います。
デメリット3:高速通信OFFが無い・料金自動シフトによる課金
多くの格安SIMやキャリアではデーター容量を限定して超過するとデーター制限がかかるような料金設定になっています。
例えば
月3Gで980円の場合、電話は制限はないけれども高速データー容量3Gを超えると1Mbpsに速度制限がかかる
しかし楽天モバイルでは高速通信OFFの設定ができない仕組みになっています。
料金がデーター使用量に応じてシフトしていき20G以上になれば2980円でデーター無制限になる仕組みです。
他のキャリアのように3Gまで利用してそれ以降は速度制限してもらい980円までしか使わないという料金設定が出来ないデメリットがあります。
またモバイル通信をOFFにすると電話もできなくなってしまいます。
デメリット3:電話SMSかけ放題するには専用アプリ使用限定
楽天モバイルに加入すると時間制限なしに電話通話し放題そしてSMSなどのショートメールも文字数関係なく無料になるのがメリットの一つです。
が
必ず楽天Link(ラクテンリンク)というスマホアプリをDLして楽天リンク経由での電話やSMSをしないと知らぬ間に課金されて膨大な料金の請求が後からきて驚いてしまうこともあります。
間違いの要因として、電話やSMSがかかってくると楽天Linkで受ける場合と通常アプリで受ける場合があるためです。
折り返しスマホに既定(デフォルト)である電話アプリで電話してしまうと普通に20秒10円などと課金されてしまいます。
楽天Linkを立ち上げてアプリ経由で電話やSMSする手間や間違いなどがあるのが少しデメリットといえます。
ただし
私は長年楽天モバイルを利用していますが慣れてしまえば間違いは少なくなりますので慣れの問題かと思っています。
デメリット4:楽天モバイルのiPhone利用には制限やトラブルがが多い
楽天モバイルとiPhoneとの相性が以前から悪いことがあげられます。
iPhoneが安く買える0円近くで乗り換えできるなどで使用する人もおおかったですが何度もトラブルが生じて都度楽天モバイル側が応急処置をしてきた経緯があります。
最近ではiPhoneの電話が着信されないなどの着信障害が発生しています。
電話を受けても着信の表示が無く留守番電話に切り替わる。
※Androidの私のスマホでも時々あるようです。
またiPhoneの電話着信がデフォルトのiOS標準電話アプリで受けるので知らないでそのまま折り返すことで無料通話でなく有料通話で知らずにかけ直して通話して課金されるというクレームが多発しています。
2021年7月6日(火)より順次
Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話※を着信する場合、現在はお客様のRakuten Linkアプリに着信いたしますが、仕様変更後はiOS標準の電話アプリに着信するようになります。
【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ(2021年7月5日更新)
そこで苦肉の策で、標準電話アプリで通話しても10分無料のサービスなども始めています。
それも月1000円です。
せっかく楽天モバイルで無料通話ができる筈なのに敢えてオプションを付与させてiPhoneを利用するという訳の分からないサービスです。
多分あまりにも間違い通話が多発してクレームが多かったことでの応急オプションのような推測をしています。
10分(標準)通話かけ放題
OS標準アプリでの1回10分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信が使い放題になるサービスです。
デメリット5:楽天モバイル対象(動作確認)スマホの種類が少ない
基本SIMフリー機のスマホであれば問題は無いと思いますが楽天モバイル側では動作保証している機種以外では保証されないと明言しています。
また動作保証さえている楽天モバイル専用機でもの楽天Linkのバージョンアップなどに伴う不具合なども多発していることもあるので難しい問題ですね。
楽天モバイルでご購入された製品及び、他社にて購入した製品※を、楽天モバイル(楽天回線)でご利用いただく場合の対応製品一覧です。
以下の製品は、楽天回線での接続性検証の確認が取れており、楽天回線のSIMがご利用いただけます。
- Apple
- ASUS
- Fujitsu Connected Technologies
- HP
- HUAWEI
- Inseego
- Lenovo
- Motorola
- NEC Platforms
- OPPO
- SAMSUNG ELECTRONICS JAPAN
- SHARP
- Sony
- Xiaomi
- 楽天モバイル
デメリット6.楽天モバイルの実店舗が少ない
楽天モバイルの契約は主にネットWeb経由での申込が主体で専門店が少ないのもデメリットとして取り上げました。
楽天モバイルの全国のショップは下記の公式サイトから確認できますが地方になると圏内に数店舗というところもあります。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/shop/
楽天モバイルのショップが少なくて年寄りやスマホやネット・機器に詳しくない人は困る場合が多くあります。
家電量販店などでも扱いはありますが楽天モバイル専門ではないので詳しくないスタッフもいてトラブルになるということもチラホラ聞きます。
問い合わせや困ったことなど気軽に店舗に行けない地域に住んでいる人には少し敷居が高いかもしれません。
以上、楽天モバイルのデメリットばかりを掲げてしまいましたが逆にメリットも沢山あります。
私は一旦回線の不安定さから解約しようとしましたが解約を踏みとどまり楽天モバイル設立以来ずっと使用し続けています。
その訳はメリットがデメリットより優っているからです。
楽天モバイルのメリット主な4つ
それではメリットも含めてご紹介します。
- 電話・SMSの使い放題
- ネット無制限
- 料金が安い
- 楽天グループでの特典が多い
これにつきますね。
メリット1:電話・SMS使い放題
他のキャリヤや格安SIMの会社では大半が10分話し放題とか5分話し放題など時間限定での話し放題が主流です。
時間制限なく話し放題のサービスはオプションで月数百円の加算が必要になります。
また昔のガラケーなど携帯で利用していたCメールとかショートメールといわれていたSMSは多くのキャリアでは72文字以下1通2円など料金がかかります。
今はLINEなどを利用する人が多くあまり使用していない人も多いとは思いますが楽天モバイルではSMSは何通送受信しても無料です。
電話しゃべり放題はオプション追加しなくてもよくて、更にSMSも無料なのは特記すべきことです。
メリット2:ネットが使い放題
データー通信の容量によって自動で課金される仕組みですのでデーター速度制限はかかりません。
また20G以上利用した場合は料金は加算されずに2980円(税別)で使い放題になります。
※1日10G限度で速度制限あり
ちなみに私はテザリングをしてパソコンのWi-Fi接続してネットにつなげているので月に50G以上は利用していますが料金はそのままです。とても安上りになっていますね。
メリット3:料金が安く20G以上は料金が一定
1Gまでは0円です。
データー通信の使用容量によって料金がシフトしていく仕組みになっています。
- 1G未満 0円
- 3Gまで 980円
- 20Gまで 1980円
- 20G以上 2980円
途中の料金体系は他の通信会社とは同じようですが20G以上使用しても料金は据え置きのままです。
中には月に100G以上利用している人もいるようですが価格はそのままです。
メリット4:楽天経済圏内での特典が多く楽天ポイントで支払いできる
楽天モバイルでは盛んにキャンペーンを実施しています。
中にはスマホ本体価格が実質ほぼ0円で購入出来たり他の楽天グループと連携してポイント付与されたりがあります。
ちなみに私は証券会社も楽天で買い物も楽天市場そして銀行も楽天銀行でクレジットカードも楽天カードで楽天モバイルの料金支払いに楽天ポイントで支払いをしています。
時期によっては楽天モバイルの支払いを全て楽天ポイントで決済して実質0円で楽天モバイルを利用している月もあるくらいです。
他にも細かい点でメリットは沢山ありますが詳しくは別途
以上のデメリットやメリットを合わせて考えて楽天モバイルをお勧めできる人やできない人などの人物像ができあがってきます。
そこで最初に楽天モバイルの使用をお勧めできない対象の人の特徴をご紹介します。
楽天モバイルお勧めしない人とは?4つの特徴をもつ人物像
デメリットからみて楽天モバイルをお勧めしない人の特徴・人物像がわかってきます。
- 電話やネットを仕事などで頻繁に使う人
- 移動をよくしている人
- ネットをそれほど使わなく低速でもいいから安く済ませたい人
- iPhoneで楽天モバイルを利用したい人
- 店頭で契約や色々聞きたい人
電話を仕事で使用して移動も多い人
現在楽天モバイルは自社回線の拡大とauパートナー回線の撤廃解除を同時に進行しているために非常に回線が不安定になっています。
そのため電話を仕事で多く利用している会社員の人やや出張など移動距離が多い人は現時点では楽天モバイルをお勧めしません。
なぜなら先のデメリットでも話しましたが地域によって圏外になったり建物内や地下街で圏外になる可能性が高いからです。
仕事の電話ができない。重要な電話が着信出来ない。ネットが繋がらないなど仕事で致命的な障害になる可能性があるからです。
データー通信は低速で安くしたい人
例えば高速通信OFFにして最高速度制限(1Mpbsとか128pbs)などで容量減らないようにして利用したい人には向きません。
楽天モバイルは1Gは0円で3Gまでは980円と格安にはなっています。
ネットはメールぐらいしか利用しないという人で殆どネットは使用しないという人には
楽天モバイルは本当に格安というより無料で利用できるよい安い回線です。
けれども中には通常は高速通信OFFにして高速通信を使用したい時だけONにすると使い分けしている人もいます。
先のデメリットでも述べましたが楽天モバイルには高速通信ON/OFFがありません。(※パートナー回線にはあり)
他の回線のように低速通信にして使い放題という設定ができませんので知らぬ間に1Gを超えていたということになりかねません。
また楽天モバイルを1Gまでのデーター制限をかけてしまうと、それ以降は電話もネットもできなくなってしまいます。
iPhoneで楽天モバイルを利用したい人
楽天モバイルではiPhoneは動作確認済みで対象機種にはなっていますし、キャンペーンでポイント特典での販売も盛んにしております。
しかし先のデメリットでも公式ページでも公表しているように電話が非通知になったり標準電話アプリでの着信になったり色々と今でも不具合の報告があがってきています。
Twitterなどでもしきりに報告されていますので、できましたらiPhoneを利用している人の乗り換えやiPhoneユーザーの楽天モバイル利用はあまりお勧めできません。
楽天モバイル専門店で契約したい人
楽天モバイルを直接実機を手に取ってみて契約したい人や店員さんと色々と面と向かって質問したり相談したい人向けではありません。
先にも記しましたが全国に楽天モバイルの専門店は少ないのが実情です。
大半の方は自分でネット経由で申込してMNPや電話帳やデーターの引継ぎなども自分でやれる若い方が多いです。
お年寄りの方や機械など家電やスマホが苦手な方には身近に詳しい方がいなければ楽天モバイルをお勧めはしません。
全ての設定や契約を自己解決できる人向けなのが楽天モバイルと思います。
ただ都市部や地方でもお近くに楽天モバイルの実店舗が存在している地区に住んでいる方はお勧めしない対象から外れますのでご了承ください。
【まとめ】
楽天モバイルのデメリットに光をあてて強調して特集してみました。
今現在2022年は独自回線に移行中のために色々な不具合やクレームが目につきますが来年になれば徐々に少なくなってきて今のようなデメリットが少なくなってくると期待しています。
現在楽天モバイルをお勧めする人はあまり移動することがなく決まり切ったコースでの行きかえりをして楽天モバイルの電波状況が悪くない方にはお勧めします。
もちろん私も同じパターンで自宅の光回線も解約して楽天モバイル1本でスマホもパソコンも全て楽天モバイル回線でまかなっています。
電話もしゃべり放題(長電話しないのであまり必要性は感じてませんが(笑))しSMSも無料なので気にせず毎日利用しています。
月の請求も楽天ポイントで支払いするので0円になるときもあるので最高です。
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