楽天モバイルが0円サービスを終了して3G980円サービスが実施されて解約も大量に発生して他社に乗り換えるユーザーも増えてきています。
それに伴って現在も未だ0円サービスを実施しているau系列のpovo(ポヴォ)が脚光を浴びてきています。
実際にpovo(ポヴォ)で0円運用(※半年に1回以上のオプション利用)している人もいますが、楽天モバイルと同様なレベルで使用可能なのか?
povo(ポヴォ)と楽天モバイルを同じような条件で比較してみて、それぞれのメリット・デメリットをみて比較してみました。
楽天モバイル | povo(ポヴォ) | |
料金 | 3,278円 | 3,250円 |
データー量 | 無制限(20G以上) | 20G |
通信速度 | 高速通信 | 高速通信(超過時最大128kbps) |
速度制限 | 1日10G | 3日間で10GB |
電話 | 話し放題 | 5分話し放題 |
SMS | 無料 | 1通3円~ |
比較してみたところ
povo(ポヴォ)が合っている人や楽天モバイルが合っている人なども見えてきましたなのでご紹介いたします。
povo(ポヴォ)と楽天モバイルの特徴から見たお勧めするタイプの人は?
- ガンガン電話もして動画なども多く見る人→楽天モバイル
- 電話は少なく月20G未満で利用している人→povo(ポヴォ)
ただ厄介なのは現在の楽天モバイルの通信環境の悪さです。
主に自宅や職場でスマホを使っていて、そこの環境が楽天モバイルで問題が無ければいいのですが、出張や外出をよくされて環境の変化がある方には現在の楽天モバイルはお勧めできません。↓
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povo(ポヴォ)と楽天モバイルの4つの比較
楽天モバイルの一番の特徴は楽天リンクというアプリ経由だと電話もSMSも無料で無制限に利用できることと速度制限が無く20G以上であれば金額加算されずに月額2980円(税抜き)で利用できることです。
それに似たような条件でpovo(ポヴォ)のサービスを見繕って比較してみました。
対象とするモデルを設定してみました
- 毎日電話をするが長電話をしない人
- 毎日ネットを利用して動画をみるが月で20G程度しか利用しない人
この2点を基準に似ているサービスで比較してみます。
- 料金
- 速度
- 電話
- SMS
楽天モバイルとpovo(ポヴォ)の料金比較
povo(ポヴォ)を同じような条件で比較するとほぼ同一の料金となってしまいます。20G以上のデーターを利用する人では楽天モバイルに軍配があがります。
楽天モバイルの料金体系は
- 3GB 1,078円
- 20GB 2,178円
- 20GB以上 3,278円
の三段階の料金体系ですが
ネットを毎日使う人は上限の20Gを超えると思いますので月の料金は2,980円
(税込3,278円)として計算します。
他のキャリヤやモバイル会社とは違い3Gまでとか10Gまでとか設定が出来ないのがデメリットです。
使用した分でスライドしながら料金が加算して上限を超えたら使い放題になる仕組みです。
一方で
povo(ポヴォ)の料金体系は
povo(ポヴォ)音声通話の料金は5段階のオプションとなっています。
- 1GB(7日間) 390円
- 3GB(30日間) 990円
- 20GB(30日間) 2,700円
- 60GB(90日間) 6,490円
- 150GB(180日間) 12,980円
の中から20GB(30日間) 2,700円を選択してみます。
更に通常の電話では通話料 22円 / 30秒となっているため
5分かけ放題 550円/月(5分経過後の通話料:22円/30秒)を追加
これで合計が
- 20GB 2,700円
- 5分かけ放題 550円
合計 3,250円
楽天モバイルとpovo(ポヴォ)のデータ速度比較
povo(ポヴォ)では20G未満で利用します。それよりも多く利用する場合は料金が跳ね上がりますので楽天モバイルの方が良いです。
楽天モバイルのデーター通信は
基本日中でも高速通信で無制限だが
楽天回線エリア外やパートナー回線エリア5GB超過後は最大1Mbps
1日10G限度で速度制限あり
他のサービス会社では5Gまで高速通信で以後は最高速度1Mbpsなどの規制をかけることがあります。
povo(ポヴォ)のデーター通信は
オプションを利用して20Gで設定
容量が中化した場合は通信速度が送受信最大128kbpsに制限されるなどの条件があります。
他にも
「データ使い放題」というサービスもあり緊急時には対応ができるようになっています。
1回330円で24時間利用
速度制限なくデータ利用が24時間利用できます。
楽天モバイルとpovo(ポヴォ)の電話比較
楽天モバイルの電話は
楽天リンクというアプリ経由で電話すると無制限で通過可能になります。
更に同じ楽天リンクを利用している相手とは動画通信も可能になります。
但し、通話できない電話番号や間違って通常の電話で電話してしまうと課金されてしまいます。
povo(ポヴォ)の電話は
オプションの550円の5分かけ放題を利用して5分以内の通話は無料となります。
5分経過後の通話料:22円/30秒となります。
他には
通話かけ放題 1650円のサービスもあります。
楽天モバイルとpovo(ポヴォ)のSMS比較
楽天モバイルのSMSは
楽天LINK経由のSMSでは無料でSMSを何通も利用できます。
ただし1日100通という規制があります。
楽天リンク以外の既定のメッセージSMSを利用すると1~70文字:3円(税込3.3円)など文字数によって料金がかかります。
povo(ポヴォ)のSMSは
他のキャリヤと同様でSMSの受診は無料だが送信は文字数に行って3.3円~かかります。
受信は無料。
機種により最大全角670文字まで送信可能
134文字までは2通分で6.6円、それ以降67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
【まとめ】povo(ポヴォ)と楽天モバイルをお勧めする人
楽天モバイル | povo(ポヴォ) | |
料金 | 3,278円 | 3,250円 |
データー量 | 無制限(20G以上) | 20G |
通信速度 | 高速通信 | 高速通信(超過時最大128kbps) |
速度制限 | 1日10G | 3日間で10GB |
電話 | 話し放題 | 5分話し放題 |
SMS | 無料 | 1通3円~ |
最初に話した条件でみてみると
料金的には差が無いために、通信が安定している楽天モバイル圏内に住んでいて頻繁に移動をしない人では楽天モバイルをお勧めします。
一方でデーター容量もそれほど多くもなく楽天モバイルの通信環境が悪くて圏外などのリスクある人にはpovo(ポヴォ)の方が良いと思います。
また移動が頻繁にあって仕事でも電話を利用される方にはpovo(ポヴォ)0円運用での電話専門で楽天モバイルのデユアル併用持ちという裏技もあります。
特徴をよく吟味して利用されるのがよいかと思います。
数年後には楽天モバイルの環境も整いよくなっているとは思います。
楽天モバイルが3Gまで高速通信で以降は速度制限1Mbpsなどの料金を区切って利用できれば更にいいのですが、その料金体系は今後も残念ながらないだろうと思います。
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