楽天モバイルは3段階の価格設定になっています。
一番安い料金は3G未満の1078円(税込)です。
「家族割」だと1000円を切った968円で
更に「こども割」だと実質月528円という格安料金になってます。
↓
また
電話は楽天リンク利用で通話料が無料で
更にデーターゼロカウントでデーター使用量が一切かかりません。
一方で
子供はデーターを無制限に使う可能性があるので
3G未満で抑えて制限をかけたいと思っている親御さんも多くいらっしゃいます。
そこで、
楽天モバイルの最安料金の3G未満に抑えて
制限しながら毎月3G未満で利用できる方法をご紹介します。
結論ですが
子供さんにスマホを持たせて3G未満で利用させる場合は
- Android端末側で3G直前で止める設定
- iPhone端末では設定が無いので目視で確認
- 3G前で止まったらネットは完全遮断(※楽天リンクも不通)
- 3G前で止まっても標準電話(有料)が可能 (※着信専用にする)
という使用になります。
最後の項目でもご紹介してますが、
3Gでネットワークを止めてしまうと
無料通話で利用している楽天リンクの電話ができなくなったり、
デメリットがありますので注意してご利用ください。
【お試しで楽天モバイルをするには?】 詳しくは↓ |
期間延長中! 三木谷社長の紹介キャンペーン 乗り換え14000ポイント 2回線目も再契約もOK! 詳しくは↓ |
楽天モバイル自体にはデーター使用制限の設定は無い
まず最初に
楽天モバイル自体にはデーターの使用量を制限をする設定はありません。
楽天モバイルの仕様がデーター量によって料金体系がスライドするする方式なの制限設定がない理由の一因かもしれません。
データ利用量の上限設定と通知設定が無いことは公式サイトでも明言しております。
特定のデータ利用量に対して、利用上限の設定や超過前の通知設定はできません。
ただし、
楽天アプリのMy楽天モバイルやスマホ側で
日々のデーター使用量や月の利用料と料金は表示することができます。
「今日は〇Gまで使う」とか「今月はどれくらいギガ使ったかな?」どは
データー使用量を確認することはできます。
ちなみに
下記はの私の普段の月使用料のMy楽天モバイル画面です。
これは、スマホ以外でもパソコンでも確認できます。
毎日データー管理をしている方には、
この目視で確認して3G未満まで利用するという方法もとることができます。
データー使用量を確認する方法は↓
ただ、リアルタイムでの表示ではないので3Gになる十分な前段階で(例えば2.5G)止めることをお勧めします。
そこで
楽天モバイルを利用しているユーザーで
特にお子さんが利用する時に強制的に3ギガまでしか利用できないようにするには
端末側で設定する必要あります。
AndroidとiPhoneそれぞれの設定方法をご紹介していきます。
Androidで楽天モバイルを3Gちょうど止める方法は?
Android端末には
ネットワーク制限の設定
があります。
その設定をすれば3Gちょうど前でネットワークを切ることができます。
端末によっては多少の違いがありますが、ほぼ同じような内容なので
スマホの設定画面から以下の設定をしましょう。
- [設定] を選択
- [ネットワークとインターネット] を選択
- [インターネット] を選択
- 通信会社の横の「設定アイコン」を選択
- [データ使用量の警告と制限] を選択
- [データ上限の設定] を選択
- [データ上限] を選択
- 3G未満の数値を入力 ※3Gだと料金が上がるため
設定した数値の上限に達するとモバイルデータ通信が自動的にオフになります
androidの公式サイトでも発表しています。↓
Google「データ使用量が気になる場合は Android のデータセーバーを使おう」
具体的には
私が楽天モバイルを使用しているシャープのAQUOSを例にして設定してみます。
シャープAQUOS
- 設定 を選択
- ネットワークをインターネット を選択
- Wi-Fiとモバイルネットワーク を選択
- Rakuten の横の歯車 を選択
- データー使用量の警告と制限 を選択
- データー使用を制限 をON
- データー上限 を選択
- 2.9 G と入力
以上で
データー使用量が2.9Gに到達した時点でネットワークが切れます。
注意しなければならないのは
ネットワークが切れた瞬間から
ネットの閲覧も楽天モバイルの楽天リンク無料電話は利用できなくなってしまいます。
※ただし普通の電話はできます。
注意ポイント
- インターネットの閲覧・LINEなども使用不可
- 楽天リンクの無料通話も不可
- 標準電話は可(30秒22円)
iPhoneで楽天モバイル3G前で止める方法は?
結論からですが
iPhoneにはデーター通信量の警告や制限などの標準機能はありません。
ただし、各アプリのデーター使用量を確認することだけはできます。
- 「設定」 を選択
- 「モバイル通信」を選択
これでアプリ毎のデーター使用量が表示されます。
詳しくは
公式「iPhoneでモバイルデータ通信の設定を表示する/変更する」
リアルタイムでの残量の精度が低いようなので2.5Gで止めたりOFFにしたりするユーザーが多いようです。
他ではデーター制限はできない残量を確認するだけの
Appleストアのアプリ「ギガ残量」
などを利用される方もいますが、やはり精度が今一のようです。
ギガ残量
あと
iPhoneで中止すべき点が1つあります。
本来なら楽天リンクでいくら電話をしてもデータ使用が0ですが
以下の設定をしているとデーター使用がされるので注意ください。
iPhone向けiOS 15以降で新たに搭載される「iCloud+」のプライバシー保護機能「プライベートリレー※1」をONにしてデータ通信を行なった場合、以下の事象が確認されております。
なお、プライベートリレーの設定をOFFにすることで、iOS 14以前と同様に問題なくご利用いただけます。通常、課金対象ではない以下サービスのデータ利用量が、課金対象としてカウントされます。
- Rakuten Linkアプリ同士のメッセージ送受信、電話の発着信
- my 楽天モバイルのご利用
引用:iOS 15以降でプライベートリレーをご利用のお客様へ
プライバシー保護機能(プライベートリレー)をどうしても利用したい方は
楽天リンクの使用中にもデーター使用量が加算されていきますので注意してください。
もし問題が無ければ、iプライベートリレーの設定をOFFにしてご利用ください。
Cloud プライベートリレーとは、
Safari で Web を閲覧する際に、あなたが誰で、どのサイトを訪れているのか、Apple も含め誰一人としてわからないよう徹底し、プライバシーを守るしくみ
従って、iPhoneで3G未満で使用するには
- 自分でネットワークのデーター使用量のチェック
- 3G手前で手動でデーター通信OFF
今のところ手動でOFFするしかないようです。OFFの手順は以下で説明してます。
手動でデーター通信を止める方法(Android・iPhone編)
Androidはデーターセーバーの機能がついているので自動でデーター通信をOFFにできますが
手動でもAndroidもiPhoneもデーター通信をOFFにできます。
Android 手動でデーター通信OFF
- 「設定」を開く。
- 「ネットワークとインターネット」を選択。
- 「モバイルネットワーク」または「SIM」を選択。
- 「データ通信を有効にする」または「モバイルデータ」を「オフ」に切り替え
iPhone 手動でデーター通信OFF
- 「設定」を選択
- 「モバイル通信」選択
- 「モバイルデータ通信」をOFFに切り替え
詳しくは↓
先にも述べてますがiPhoneの残量はリアルタイムでないので早めのOFFをお勧めします。
データー制限するアプリはある?子供のiフィルターは有効か?
AndroidとiPhoneのアプリにはデーターを制限するアプリは今のところ見当たりませんでした。
「通信チェッカー」などと検索すると多くの通信量を測定するアプリは多数あります。
また次に紹介する「i-フィルター」など通信時間などを制限するアプリなどもあります。
しかしながら
データ量を測定して指定された上限のデーター通信時に止めるようなアプリは見当たりませんでした。
Android「GooglePlay」で通信制限で検索した結果
i-フィルターでデーター制限できるのか?
- データ使用時間帯の制限はできる
- データー量の制限はできない
楽天モバイルでは18歳未満の子どもがスマホを契約時には「あんしんコントロール by iフィルター」への契約が必須となっています。
このアプリは子供さんがネットで危険な目に会わないように危険なサイトの閲覧やアプリをダウンロードさせなかったりする機能が備わっています。
また遠隔で親御さんがネットワークを接続制限する機能もありますが、それは時間帯や曜日の制限だけでデーター通信量制限の自動OFFのはありません。
利用時間の制限(Androidでは、i-フィルター専用ブラウザだけでなく、スマホやタブレット等の利用時間制限が可能。(iOSではi-フィルター専用ブラウザの利用時間制限のみ可能。)
しかしながら
遠隔でネットワークの遮断などもできますので
親御さんがMy楽天モバイルで通信量をチェックしてデーター量が3Gになる前に
ネットワークをOFFにすることはできます。
詳しくは↓
データー使用量を節約する方法
3G未満でデーターを利用するにあたってデーターをできるだけ節約して利用することをお勧めします。
- 不要なアプリを削除
- バックグラウンドのOFF
- 省エネモードの設定
まずはアプリの使用量を減らすことです。
不要なアプリの削除
AndroidとiPhoneそれぞれにデーター使用料などを見てアプリの設定画面でアンインストールや使用停止などをします。
Androidアプリを削除
- [アプリとデバイスの管理]または [管理] をタップ
- 削除するアプリの名前を選択
- [アンインストール] をタップ
iPhoneアプリを削除
ホーム画面からアプリを削除
- 「アプリ」をタップ
- 「アプリを削除」をタップ
- 「削除」をタップ
バックグラウンドのOFF
バックグラウンドとは、例えばLINEなどバックグラウンドをONにしてくとLINEを閉じてても通知が来ますよね。
そんな感じでアプリを開いて無くても裏で稼働してSMSやメールなどお知らせやバージョンアップなど裏でネットに接続している状態にしているものです。
バックグラウンド通信とは、ユーザーがスマホを操作していないときや、他のアプリを操作しているときに、裏側で情報取得や更新などのために行われるものです。
バックグラウンドをOFFにすると通知がなくなりバージョンアップも自動ではできなくなります。
例えばメールなど通知が不要なものに関してはOFFにして開いたときにわかるのでもいいというものはOFFにしてもいいかと思います。
Android バックグラウンドのOFF
- 「設定」をタップ
- 「アプリ」をタップ
- アプリを選択
- 「バックグラウンドデータの使用を許可」をオフにする
iPhone バックグラウンドのOFF
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「Appのバックグラウンド更新」をタップ
- バックグラウンド通信を停止したいアプリをオフにする
省エネモードの設定
- Android データセーバーで節約
- iPhone 省データーモードで節約
Androidにはデータ利用量を節約できる「データセーバー」があり、iPhoneにもデータ利用量を節約できる「省データモード」があります。
詳しくは楽天モバイル公式サイトの
「データセーバーとは?Android?やiPhoneでデータ利用量を節約する方法を解説」
をご覧ください。↓
楽天モバイルの3GB止めメリットとデメリット
楽天モバイルの最低料金のデーター3G未満の1078円で利用している方も多いのですが、
3G未満で利用するメリットとデメリットもありますのでご紹介しています。
メリット
- 最低料金の1078円で月利用できる
- 楽天リンクでの電話使用量はデーター加算されない
楽天モバイルの3G未満の直前で止めるメリットとしては
楽天モバイル料金の月の最低価格で利用できるということです。
また電話だけで利用している人はデーター使用量が一切かからないので3G未満で利用できるかと思われます。
月で約1000円で話し放題の電話という点ではメリットありますね。
※ただ注意が必要なのは電話だけ利用していてもアプリのバージョンアップなどバックグラウンドでネット回線を利用しているのでデーターが知らぬ間に増加していることもあります。
気になる方はデーター使用量の項目で使用量が高いアプリのバックグラウンドのOFFを自己責任で実施してみてください。
ちなみに
データ利用量に含まれない内容としては
- 「Rakuten Link」を利用したメッセージの送受信、電話の受発信
- データチャージ(有料)したデータ容量の利用
- 「my 楽天モバイル(アプリ・Web)」の利用
デメリット
- 3Gを超すとネットが遮断して楽天リンク電話が不可になる
- 3G超過した場合に速度制限の低速にならず完全にネットが遮断される
他の通信会社ではネットができなくなるが電話はできる(低速)などもありますが、楽天モバイルはデーター制限でネットワークが止まると楽天リンクの電話の送受信ができなくなってしまいます。
通常の標準電話アプリ(有料)は可能です。
(※楽天リンク未使用時 標準電話30秒22円)
モバイルデータ通信をオフにした場合
モバイルデータ通信をオフにしているときは、Wi-Fiがない環境ではインターネットの利用ができませんが、音声通話は可能です。
引用:公式「モバイルデータ通信とは?オン・オフの切り替え方法」
楽天モバイ以外の他の格安SIMのように設定したデーター量を超えたらネット通信は遮断せずに
速度制限がかかり低速(128bps)になるサービスを実施してるところが多くあります。
- 楽天モバイルの速度制限による低速モードはありません
過去にはパートナー回線に低速モードがありましたが、「最強プラン」のパートナー回線使い放題に移行しため3Gを超えたら低速モードにはならず自動的に20Gまでのサービスに移行します。
楽天モバイルはデーター通信料固定のサービスは無く、使用量で自動でスライドしていく仕組みなので他のキャリアのような超過の低速サービスの実施できに仕組みになってます。
3Gまではネットを使って3G以上は低速で繋がるというサービスを求める方には不向きのサービスになります。
楽天モバイルのデーター通信遮断で通話できるようにする方法とは
例えば、通信は受信専用であれば、1台のスマホに2回線の設定をすることもできます。
いわゆる「デュアルSIM」というものです。
詳しくは公式サイトで↓
私も電波状況が悪い時にmineo(マイネオ)という楽天回線と2回線契約していた時があります。
- mineo 1.5Mbpsデーター使い放題 990円
- 楽天モバイル 3G未満 1078円
詳しくは↓
実は楽天モバイルは他社の回線につながっていれば
楽天リンクの電話を利用できるという方法がとることもできます。
【まとめ】楽天モバイルで3G制限はリスク有り
ポイント
- 楽天モバイルには3Gで止める機能は無い(ネットワーク制限設定ない)
- Androidスマホでは標準で3Gで止める設定ができる
- iPhoneには3Gで止める設定は無い
- 楽天モバイルは3Gで止めると楽天リンクの無料電話は不可になる
- 3Gで止めると有料の標準電話アプリで受発信は可能
- 電話不可になった場合でも他社Wi-Fiにつなげると楽天リンク電話は可能
今までみてきたように楽天モバイルで3Gで止める方法はありますが、
データー通信が全て遮断されてしまうので肝心の楽天リンクの電話までもができなくなってしまいます。
有料の標準の電話(30秒22円)は可能なので子供の着信専用で利用するのであれば問題ありません。
他のサービスを利用する
参照:mineo
面倒なことをしないで子供に低額でスマホを持たせたい場合は
速度制限がかかるが最低のLINEやメールやSMSなどができる他社サービスの検討もありなのかもしれません。
例えば私が2回線利用している先にあげたmineo(マイネオ)などは格安で利用できます。
月990円で1.5Mbpsの速度で使い放題。
※昼の時間は低速で電話は有料ですがデーター使い放題なので3Gで止めるなども不要になります。
または
月250円の電話のみ利用のスーパーライト(最大32kbps) などのサービスもあります。
関連記事は↓